【レビュー】ワイヤレスイヤホン デビュー T8を購入してみた

編集:音質に関して追記しました

これまで有線のイヤホンを使用し続けていたのですが、電車内で引っかかったりして煩わしさを感じることが多いです。

かと言ってワイヤレスイヤホンとなると、無線故の音切れがよく起こるんじゃないかとか、装着時に耳から外れて落としたりしないか等、不安が多くワイヤレスへの移行を躊躇していました。

実はワイヤレススピーカーなるものは既に持っています。お風呂で音楽を聴きたくて、7000円程度のものを使っているのですが、これが思っていたよりも性能が良かったんです。高音から低音までしっかり出るし、低音に関してはしっかり出すぎて振動で本体が設置場所から動きます。電子レンジ等電波を阻害するものが周囲になければ音切れは起こりませんし、充電の持ちも良く、月に1回充電するくらいです。

これなら最近のワイヤレスイヤホンも期待できるんじゃないかと思い始め、試しに購入してみました。

購入したのはT8というモデルです。商品リンクはこちら

Amazonでは定価25,580円のところが、75%OFFの6,280円となっていました。これはお得だ!と思って購入に踏み切ったのですが、おそらく元々の価値が6,280円くらいです。理由は後述します。

各機能の評価

販売元が商品の謳い文句として掲げている項目について順番に評価していきます。

Bluetooth5.0

最近のBluetoothではよくつかわれている規格のVersion5です。最近のスマートホンでは問題なく動作します。
Version4と比べて音質が向上するわけではありませんが、消費電力の低減はされます。ただ、後述しますがそもそもの電源容量が少ないのであまり体感はできません

iPhoneなどのスマートホンにつないだ時に、バッテリー残量が表示されるのはうれしい点です。

CVC 8.0 ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリングとは、通話時等にイヤホンが拾う声に環境音(風等の周囲の雑音)が乗らないようにしてくれる機能です。通話では使用していないので、CVC8.0についての評価は割愛させていただきます。

CVC8.0という規格自体はノイズキャンセリングとしては比較的新しいものですので、このイヤホンを通話にも使用する場合には重宝するでしょう。ただしノイズキャンセリングの特性上、消費電力が上がりますので内蔵マイクを使用する場合は気を付けましょう。

HIFI高音質

ここがおそらく皆さん一番気になるかと思います。音楽再生時の音質に影響する機能です。

音質の規格に関しては詳しくありませんので、使用感を書きます。

接続するデバイスによって音質にかなり違いがありました。商品紹介ページには適応範囲としてiPhone、Androidの記載がありますので、コーデックが対応していないわけではないはずなのですが…原因は不明です。

iPhone8

私が試したデバイスの中では一番音質が良かったです。
高音域から低音域までバランスよく音が出ます。音質もクリアなので、音によほどの強いこだわりがない方であれば十分な性能です。

ただ、音の違いが分かる方にとっては物足りないでしょう。
私は音へのこだわりが強いわけではありませんが、ロックをよく聞くので低音域の厚みのなさが気になりました。
おそらくクラシックやジャズを聴く方であれば、高音域のほうにも物足りなさを感じると思います。
冒頭で定価25,580円の価値は無いと記載した理由がこれです。

6000円程の価格と考えれば妥当かな、といったところです。

iPod

普段はiPodでよく音楽を聴くのですが、iPhoneと比較してなぜか音質が悪いです。
具体的にはドラムのスネアやハイハットの音が割れます。最初はかなり耳障りに感じました。もしかするとiPod側に問題があるのかもしれませんが、有線のイヤホンでは気になったことは全くありませんでした。

1日2時間ずつ計10時間ほどエージングもしましたが、音割れが改善することはありませんでした。
ただ、気にしなければ気にならない程度です。今は慣れました。
iPodでの使用を検討している方は少し注意したほうが良いかもしれません。

追記

音割れについて、1ヶ月ほど使用してもエージングによる改善はしませんでしたが、音量の調整により改善がありました。

音量はイヤホン側でも個別に調整が効くのですが、iPodの音量を小さく、イヤホンの音量を大きく設定した場合に音割れが発生していたようです。あらかじめiPodの音量は大きめしておき、イヤホン側で適切な音量に調整することで、iPhone8と遜色無い音質になりました。有線イヤホンではイヤホン側の音量調節が不要だったので、ワイヤレスイヤホン初心者の私はイヤホン側に個別の音量調節機能があることに気がつきませんでした。

PC(Win10)

試しにBluetooth対応のノートPCと接続してみました。なぜか音がものすごく籠っています
これはたぶんPC側の問題です。中国製の安物PCなので、オーディオ周りは弱かったのでしょう。

PCとの接続時に音質が悪い場合は、ほかのデバイスでも試してみると原因が特定できるかもしれません。

3500mAh超大容量&緊急電源機能

すこし怪しい日本語ですが、販売の謳い文句コピペしただけなので悪しからず。

この3500mAhという電源容量は、付属の充電器込みの容量です。これで120時間は音楽再生ができるとのことです。
実際に使ってみると、イヤホン単体では3時間ほどで充電が切れます。充電速度は謳っているほど早くないので、使わないときはこまめに充電器するのがよいでしょう。充電器はケースの役割も担っているので紛失防止にもなります。

IPX7完全防水

水没実験はしていないので、ここは性能の紹介となります。
この等級は種類としては防浸形で、「一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない」程度の保護です。日常生活の範囲内の利用であれば十分な性能といえるでしょう。

ちなみに防塵性能は無しとなります。

その他

実際に使ってみて気になった点などをまとめてみます。

ペアリングが簡単

充電器から本体を取り外すと、自動で電源が入ります。最初に説明書を見ながらペアリングをすると、次回以降は両耳でのペアを勝手にやってくれます。ワイヤレスイヤホン初心者としては感動ポイントでした。

タッチ式操作

電源操作や再生などの操作はタッチ式です。ボタン式の「カチッ」とかいう音がしないのが◎。スマホと同じで静電気に反応しています。

音量調節や電話をとることもできます。操作性に関してはかなり良いです。不満はありません。

装着時のフィット感

ケーブルがないので外れてしまうのが怖かったですが、装着していて取れてしまうことはありません。耳が痛くなることもありません。
イヤーピースは3サイズ付属しているので、自分に合ったものを選ぶことができます。

音切れ

ワイヤレスイヤホン初心者としては不安な点でしたが、やはり音切れはします
ポケットに再生デバイス本体を入れて使用する分には全く問題はありません。問題は電車などの混雑時です。

単純に人が増えると音が切れるわけではなかったので、人間くらいの遮蔽物であれば問題はなさそうです。おそらく影響するのは周囲の電波状況です。

同じようにワイヤレスイヤホンをしている人が周囲にいると音がきれるのかな、と思っていましたが、音切れ時にワイヤレスイヤホンを使っている人が近くにいないこともありました。となると、おそらくポケットWi-Fi等の電波が影響している可能性があります。

電車に乗っていると必ず数回途切れますが、満員電車ではケーブルレスの利便性が個人的には上回っているので、音切れはあまり気にならなくなりました。

両耳での通話が可能

ワイヤレスイヤホン製品には珍しく、両耳とも通話に対応しています。通話自体は片耳で十分ですが、どちらの耳でも通話できるというのは便利です。

全体的に日本語がアレ

販売ページから付属の取扱説明書イヤホン起動時のアナウンスボイスまで、すべてにおいて日本語がぎこちないです。中華製なのでご愛敬です。内容を理解できないほどではないので、とくに問題ではありませんでした。

最後に

以上、T8ワイヤレスイヤホンの紹介でした。
値段相応の性能で、ワイヤレスデビューには良い商品だと思います。音質もそこそこ良いので、安価な乗り換え先を探している方でも一考の余地はあるかと思います。

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