どうも皆さん、フィギュアトレーナー(?)のsevです。
以前の記事で2体のFPを育て終わりました。
【スマブラSP】初めてのFP育成
【スマブラSP】FPでFPを育成してみた
育成に関しては割と満足してしまっていたのですが、amiiboはもっと欲しい。
スネークが好きなので発売を待っていたのですが、いまだに発売予定日すら発表されていません。Nintendoさんまだですか?
何かの間違いで発売していないかと根拠のない期待をしながら公式のアミーボのページを見ていました。
見つけてしまいました。
そう、名作「MOTHER2」の主人公ネスです。スネークはまだありませんでした。
ネスは初代スマブラからのファイターで、スマブラでネスを知ったという人も多いのではないでしょうか。私もそうです。
MOTHER、MOTHER2もプレイ済で、Nintendoキャラの中ではかなり思い入れのあるキャラです。
気づいたらポチっていました。
(MOTHERってなかなかフィギュアとか商品化されないんだもの…!)
ということで、今回はFP「ネス」を育成します。
目次
育成方針
これまで育てたFPは、1対1を想定して育成をしてきました。
今回は方針を変えてみようと思います。気になっていたことの検証も兼ねています。
スマブラを友達とプレイするときなんかは、1位のプレイヤーをほかの3人で結託して襲いかかったりしますよね。そんなアクシデント的なことも起こって面白いのがスマブラです。
基本的にスマブラは複数の敵に囲まれると、途端に不利になるゲームです。ですが、FPが有する人工知能の学習をもってすれば、この認識を覆すことができるのではないか、と私は考えたわけです。
ということで今回の育成方針、基検証内容は…「大人数相手にFPは勝つことができるのか」です。
勝てるわけがないだろうって?普通に考えてみればそうかもしれません。
例えば1対3の対戦だと、単純に手数が3倍の攻撃に見舞われるわけです。ストック制では3倍のストックを削りきらないと勝てないという理不尽極まりない条件です。
しかし考えてみてください。相手の攻撃を全て避けて、自分の攻撃を当て続ければ勝つことはできます。
私が言いたいことがわかりましたね。それをできる可能性を秘めているのがそう!FPなのです!
先日の記事で人工知能は人間を超えました。まだ成長の伸びしろがあるのです。もっと強い相手と戦い続けることさえできれば、際限なく成長を続けるはずなのです。
そしてその行き着く先は何だと思いますか?私が建てた一つの仮説では…魔王になるという結論が出た。
魔王とは魔界の王です。RPGでは最強無敵の存在です。勇者には負けますがスマブラの世界に勇者はいない。
学習相手となる、より強い相手がいないなら足せばいい!1人でかかってだめなら2人に、いや3人でどうだ!
そしてその紛い物の勇者たちを魔王が蹴散らす!楽しくなってきたぞ…!
そうとなればさっそくFPを召喚だ!
FPを召喚する
では今回育成するFPを召喚しましょう。例によってFPのカラー決めます。
魔王爆誕の瞬間である。胸には魔王(どせいさん)の刺繍入りです。
名前もつけました。
「たくや」です。
説明しよう!MOTHER2では主人公たちの名前をランダムでつけることができ、ネスの場合は「たくや」、ほかの主人公たちにはそれぞれ「しんご」「ごろこ」「つよし」「まさひろりん」が用意されている。これは何を隠そうSMAPのメンバーの名前であり、MOTHER2発売当時のTVCMにSMAPが起用されたことに由来するのだ。ちなみに「まさひろりん」はペットの犬に用意された名前である。
では続いて検証手順を確認しましょう。
検証手順
今回は1対3のチーム戦を想定します。魔王になるたくやにはこれくらい楽勝にこなしてもらわなければなりません。
ルールはストック制で、ストックは10とします。3にしなかったのは成長の具合を途中で確認しやすくするためです。
まずはFPのレベルを50にし、そこからさらに数戦戦わせて戦術を学習させます。
今回は残ストック数・与ダメージ・被ダメージ・戦闘時間を総合的に合わせて学習結果を評価します。
育成開始
では育成を開始します。対戦カードはこんなかんじです。
右側のインクリング2体は以前に育成したFPです。学習機能は事前にOFFにしています。3人目はCPの投入も考えたのですが、インクリングのFPは1対1形式に特化しているため、そのフォローをするために人間(私)が参戦します。
私が相手をする理由はもう1つあります。以前話題になったFP育成のブログ記事で、多人数相手にピカチュウFPを戦わせると雷を連打するクソチュウになったという育成結果があります。
今回の検証内容的に第二のクソチュウならぬ、クソ魔王が爆誕する可能性が大いにあるため、それを防ぐための立ち回りを私が行います。
具体的にはネスの場合、スマッシュやPKフラッシュ連打をする可能性があります。そういった吹き飛ばし重視の攻撃に頼ろうとしたら、それは悪手であることを学習させなければなりません。よって私はそれを中断させることを最優先として立ち回ります。
Phase1.レベル上げ
いざレベル上げ開始!
人間を超えたFP×2体と越えられた人間は、生まれたての魔王にも容赦がありません。
最初の1戦は見るに堪えないのでカットです。
1戦目のリザルトです。ここから魔王たくやはどのような成長を見せてくれるのでしょうか。
レベル50になるまではハイライトでお届けします。
3戦目
5戦目
インクリングの崖際の強さを人工知能に叩き込む。
またスマッシュ最大まで溜めてる!お仕置きの水鉄砲喰らえ!
なんやかんやで9戦目、魔王たくやはレベル50になりました。
途中経過
ステータスを見てみましょう。
スリルずき以外の性格って存在するの?ねぇ?3体育てて3体ともスリルずきになったんだけど?
Phase2.戦術の学習
たくや「ちょ待てよ…遊びはここまでだ…」
さてここからが本番、と思ったのですが…
1戦目
2戦目
3戦目
どうも成長が感じられない。戦闘時間は多少伸びていて、学習はしているのかなという気はしますが、期待していたのと違う。
これはやはりあれかな、インクリングたちにスピリッツを食べさせているせいかもしれない。
学習でどうにかなるのではないかと思っていましたが、レベル50以降の学習結果を見るにちょっと厳しいようです。
魔王を育てるためには仕方ない、手段は選んでいられません。
調整
ここで魔王たくやにスピリッツを捧げます。
どんどんお食べ
おや?思っていたよりも早くおなか一杯になったらしいです。
最終的にこのようなステータスになりました。攻撃力と防御力を合計して5,000が上限となっているようです。
ちなみに2体のインクリングFPは、この半分くらいのステータスまでスピリッツを食べています。
Phase3.戦術の学習 真魔王編
では引き続き戦術を学習させます。
なんだこれ!?一撃で38%持ってかれた…っ!
いいじゃないか…それでこそ魔王だ!
調整後1戦目リザルト。追撃数が目に見えて増えています。
戦闘時間も伸びています。
2戦目リザルト。さらに追撃数が増えている…!
戦闘時間も伸びる
スピリッツでの成長もあってか、学習状況にも多少なりとも変化はあるようです。しかし実際に戦っている身としては、魔王が勝利する気配は一向に見られません。
さすがに学習済のFPを超えるのは難しいのかもしれませんね。
Phase4.魔王、下界に降り立つ
いきなりFP相手は厳しいようなので、下界の民(CP)と魔王を戯れさせてみましょう。
下界の民にも混ざる人間
リザルトです。FP戦よりは成績が上がっていますが、やはり勝つことはできず。
対戦時間もちょっと長い。
残念ながら魔王たくやが紛い物の勇者たちを蹴散らすことはありませんでした。
総評に参りましょう。
検証結果総評
FPはより強い相手と戦うことで際限なく成長する、という仮説でしたが、今回の検証結果からはこの仮説は間違いであるといえます。少なくとも1対多の対戦ではFPの成長に限度があることがわかりました。
FPは人工知能を搭載しているということで、様々な可能性を感じます。
今回の検証でFPの成長には限度があることがわかりましたが、1対1の対戦ではレベル9CPを凌駕するため、やはり強いことには変わりありません。1対1では良い練習相手となり、スピリッツ等のビルドを含めれば友達と競い合える育成要素にもなります。私の場合は完全に検証のおもちゃになっていますが、これも一つの楽しみ方だと思います。
スマブラSPでamiiboを使うと、いろんな遊び方を模索できて楽しいですね。