タンクロールの中では比較的操作が簡単で、オーソドックスなタンクとも呼べるナイト。
これからナイトを始めようという方や、エンドコンテンツに行く方まで役立つ、ナイトを扱う上でのポイントやコツを解説します。
2019/07/16追記
パッチ5.0に対応しました。
index
前書き
この記事はナイトをLv70にしていることを前提とした解説をしますが、細かい説明は適宜入れていきますので、一読しておくとレベリング時にも役立てられるかと思います。
まずは公式サイトのスキル説明やゲーム内のテキストを読んで、各スキルの効果を把握することをお勧めします。
ナイトについて
他のタンクジョブと比較して、サポートスキルが多いジョブです。スキル回しこそ難しくないものの、このサポートスキルをいかに状況に合わせて有効に使い分けられるかが腕の見せ所です。
盾を持っているためタンクとしての性能の高さを思わせますが、他のタンクジョブのほうがバフの回転が良いため、エンドコンテンツではサブタンクとして立ち回る場面が多いです。加えてサブタンクというポジションはナイトのサポートスキルを使いやすい立ち位置です。
火力面では他のタンクジョブに若干劣りますが、サポート性能の高さを考えると席がなくなるような事態にはなりません。
各スキルの説明・使いどころ
アイアンウィル
敵のヘイトにボーナスが発生
パッチ5.0から忠義の盾から名称が変更になりました。被ダメカット効果はジョブ特性となっています。
センチネル
10秒間、自身の被ダメージを40%カットできます。ナイトが持つ防御バフの中では無敵スキルを除いて最も軽減率の高いバフです。
かばう
オウスゲージ50を消費して発動。対象のPTメンバーが受けるダメージを肩代わりすることができます。対象のPTメンバーが10m以上離れると効果がなくなるので注意です。
ダメージ計算はナイト側の防御値で計算し、ナイトのバフ状態も影響します。ただしインビンシブルだけは貫通するので注意です。
ノックバックを伴う攻撃をかばった場合は2人分の距離を飛ばされます。鋼の意思を併用すると2人ともノックバックしないので、ノックバック無効スキルを持たないレンジをかばうと喜ばれます。
スピリッツウィズイン
対象に物理攻撃。命中時にMPを回復。
威力は自身の残りHPに依存し、HPがMAXの状態で最高威力の300となります。
サークルオブドゥーム(CoD)
自身の周囲の敵に範囲物理攻撃。発動時のダメージに加え、15秒間の追加継続ダメージが発生します。これらのダメージは敵視にボーナスが発生します。
インビンシブル
エオルゼア最強の防御スキルです。10秒間無敵です。ただし強制ワイプ攻撃など貫通するものもあります。
シェルトロン
6秒間、攻撃を受けると必ずブロックが発動する効果を自身に付与します。
発動にはオウスゲージを50消費します。
注意点としてレクイエスカット効果アップがないレベル帯では、魔法の詠唱中はブロックが発動しないため、MPを回復したいからといってホーリースピリット連打中にはあまり使用しないほうがよいです。
ホーリースピリットはリキャストに対して詠唱が短いため、若干のブロック発動猶予は一応あります。
ディヴァインヴェール
ディヴァインヴェール発動後、ヒールを受けると周囲のPTメンバーにバリアを付与。
ヒールはクレメンシーでも発動しますが、30秒以内にヒールを受ければよいので前もって使用しておくとヒーラーからのヒールで自然と発動します。また、ST時は痛い攻撃の前にバリアヒーラーが張るバリアに合わせて使用して発動させるとよいです。
クレメンシー
エンドコンテンツでは基本的に使うことはありません。
IDでは回復は自分で行い、範囲攻撃を持つヒーラーは攻撃に徹してもらうといった使い方もできます。
インターベンション
対象のPTメンバーに被ダメージを10%カットするバフを付与。オウスゲージを50消費。
インターベンション使用時、自身にランパードまたはセンチネルの効果がある場合、そのダメージカット効果の50%分をインターベンションに上乗せします。
スイッチの機会が少ないコンテンツではランパード等で上乗せしてあげましょう。
ホーリースピリット
対象に無属性魔法攻撃。ナイトが持つ攻撃スキルの中では、DoTを除いて1GCDあたりのダメージが最も高いです。
ホーリースピリットを習得するLv64になると、神聖魔法マスタリーという特性を獲得します。これは消費MPを50%減少させることに加え、詠唱中に攻撃を受けても詠唱が中断されなくなります。
レクイエスカット
対象に物理攻撃。MPが高いほど威力が上昇しMAXの状態で350の威力となります。
また、MPが80%以上のときに発動すると追加効果が発生し、ホーリースピリットとクレメンシーの威力が20%上昇します。
この効果中にホーリースピリットを連打している間がナイトのバーストタイムです。
パッセージ・オブ・アームズ
自身の後方に被ダメージを軽減するシールドを生成。シールド内は被ダメージが15%カットされます。また、自身はブロック率が100%となります。
移動したり向きを変えると効果がキャンセルされるので注意しましょう。
パッチ4.4のアップデートで、発動からシールド生成までの時間が即時となりました。これまではシールド生成までにタイムラグが発生していたため、せっかく使っても効果が出ないということがよくありましたが、今は使い勝手がよくなっています。
スキル回し
零式においてのSTとしてのスキル回しを紹介します。スキル回しは2パターンありますので使い分けも解説します。
パターン1
戦闘開始18秒前にFoF(ファイトオアフライト)
ファストブレード(CoD, スピリッツウィズイン)
⇒ライオットソード
⇒ゴアブレード(レクイエスカット)
⇒ホーリースピリット×4
⇒コンフィオテル
⇒ゴアブレードコンボ
⇒ロイヤルカットコンボ
⇒ロイエ×3
⇒ゴアブレードコンボ(FoF)
⇒ロイヤルカットコンボ
⇒ロイエ×3
以降繰り返し
解説
戦闘開始18秒前にFoFを使用しておくことで、ナイトのバーストタイムであるレクイエス⇒ホーリーのタイミングが忍者の騙し討ちとかみ合います。
レクイエスカットのダメージにはFoFの効果が乗るため、基本的にはFoF効果中最後のゴア更新⇒レクイエスの順番にしましょう。
戦闘開始時のMTの遠隔攻撃着弾に合わせてホーリースピリットを入れておくとさらにDPS上昇が狙えますが、MP自然回復のタイミングによってはレクイエスの効果中にホーリーが5発打てないことがあります。
MPの自然回復のタイミングがかみ合えば5発撃つことも可能なので、ホリスピ発動の直後にMP自然回復が発生するよう調整するのも手です。その場合は戦闘開始カウントダウンを自分でやりましょう。
薬を使う場合は最初のゴアの前に使いましょう。
パターン2
戦闘開始時ホーリースピリット着弾
⇒ファストブレード
⇒ライオットソード(FoF)
⇒ゴアブレード
⇒ロイヤルカットコンボ
⇒ロイエ×3
⇒ゴアブレードコンボ(レクイエスカット)
⇒ホーリースピリット×4
⇒コンフィオテル
⇒ゴアブレードコンボ
⇒ロイヤルカットコンボ
⇒ロイエ×3
⇒ゴアブレードコンボ(FoF)
以降繰り返し
解説
コンテンツによってはこちらのコンボも有効です。
パターン1との使い分けとしては、敵から離れる必要があるタイミングがどこでくるかです。
例えばオメガ零式アルファ1層では、炎ルートのときにAoEを捨てるために敵から離れるタイミングがあります。パターン2のスキル回しをすると、この離れるタイミングでレクイエスが返ってくるので、敵から離れつつダメージを出すことができます。
基本的なスキル回しの考え方はパターン1と同じですが、敵から離れるタイミングはいつか、ボスが飛ぶタイミングによってバフのリキャストが腐らないかということを考慮して使い分けるとよいです。
以上、ナイトの解説でした。これからナイトを始めようという方や、エンドコンテンツでナイトを出している方の助けになればと思います。